久しぶりに絵本を読んだなあと思いました。全てひらがななので少し読みにくくて、読み聞かせをしている世の中のお母さん達は凄いなあと思いました。
物語は大雑把に、少年アルバートとアルバートの両親、3人で山に登った時に、アルバートが山から落ちてしまったことから始まります。
山から落ちたアルバートをくものこどもたちが受け止めてくれて、そこからアルバートはくものこどもたちと仲良く遊んで暮らすのですが、次第にアルバートは帰りたいという思いに駆られ、雲に乗って両親の元へ帰る、というお話です。
読んでいる中で好きだなと思った部分をいくつか紹介します。
こどもたちが、雲の上の女王さまの話を聞いている一コマ。
絵からも、子供たちの純粋さ、素直さが伺えて癒されます。また、女王さまの優しそうな雰囲気も伝わってします。
くものこどもたちと、主人公のアルバート、女王さま、つきおとこがパーティをしている一コマ。
このシーンは、見開き1ページまるまる使っていて、色もカラフルで楽しそうです。子供たちの表情は、手前に座ってる左から2番目の女の子が可愛いと思いました。
そして、最後のページ。
文章から、このお話は全て、アルバートの妄想だったのかなと思いました。
このページの前に、くもの上から帰ったらベッドの上だった、となっていて、全て、アルバートの夢だったのかと思ったのですが、もう1ページめくるとこの意味深な文章が並んでいて、正確なオチというものがよくわかりませんでした。
他にもジョンバーニンガムの絵本を読んでみたいです。
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