2015年5月4日月曜日

チラシ

少し前ですが、4月に作演出家である江本純子さんの、財団、江本純子vol.8「売るものがある性」の初日を観に行きました。

江本さんの舞台は過去に2回ほど観たことがあり、決して分かりやすい舞台とは言えないのですが(わたし的に)、独特な雰囲気や台詞回しなどが好きで、今回の舞台もなかなか面白かったです。

そして、今回の舞台のチラシなのですが、余白の隙間に埋め尽くされている文字。でんぐり返った下着姿の女の人。



ちなみにこのイラストは、白根ゆたんぽさんという方によるもの。ぽけっとした顔が特徴的です。

また、書かれたテキストは、2種の雑談。
江本さん曰く、「身体に溜め込んでいる無駄な言葉や思考を放出して、身体を空っぽに、それからの劇を作りたい。そういうことを宣伝美術で表現したい。目で楽しむだけでなく、読んでも楽しめる、1枚で2枚以上の印刷物を手にしたかのような満足感を得られたらいいなぁ、との願いもこめています。」とのことで、このようなチラシになったようです。

このチラシ、色は2色しか使っておらずシンプルですが、主張は強いものを感じます。そして、私がこのチラシを気に入っている理由の一つとしてもう一面を見るとでんぐり返っている女の人の顔が見えるという点です。


360度のイラストと言うのでしょうか?
たまに見ますが、私はこういうの好きです。見ていて確かに楽しいです。
江本さんの意図は果たせているように感じます。

ライブハウスで配布されてるフライヤーとかも、結構面白いものがあるので今度紹介してみようと思います。中には、「これじゃお客さん来ないよ」ってぐらい適当なものもありますが笑。
それもまた面白かったりするけど。

勝手にお店とかの宣伝用チラシ作ってみようかな〜。

長くなりました。おしまい。


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